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2009.03.27 (Fri)

友達の友達はEXILE



「雨が地面に刺さってる!」




一番最初にそれを見つけた人は、そう言ったとか、言っていないとか














テトリスのブロックが天候の一種として世間に広く認知されるようになるのに、そこまで時間はかからなかった




それほどまでにテトリスのブロックは頻繁に、かつ、広域に降っていたのだ




なぜそんなものが空から降ってくるのか?




知識人のみならず、人々の間で幾多もの議論が交わされたが、結局答えらしい答えは何一つ見つからず、いつも、「長いブロックが一番便利だ」っていう話になってばっかりだった




そんな中、唯一人々が分かっていたのは、雨や雪と違って、ブロックは一定時間経過により消えることは無く、おそらく、テトリスのルールに従わない限り半永久的に残るであろうということだ




人々は困惑した




この場合のテトリスの枠組みは一体どこからどこまでなのだろうか?




今度はそのことで人々は議論を始めたが、やはり答えが出る筈も無く、いつも、「トとLみたいな形のブロックはおそらくライバル関係にある」というような話になってばっかりだった














テトリスのブロックが降るようになってから1年半が経った




地上は大小のブロックでほぼ埋め尽くされていて、元々の地面がどんなのだったかを思い出せないほどになっていた




あぜ道がブロックにより勝手に舗装されて歩きやすくなったり、建築中のビルディングが30階建ての予定なのにブロックにより50階建てぐらいになったり、ブロックにより校庭の二宮金次郎像の薪の数が増えたという噂が流れて子供たちを怖がらせたりしていた




それでも、消えない




まだ、消えない




枠組みに関してはすでに結論をブロックの降る範囲から導き出している




それは『国全体』




つまり、まだ国のどこかにブロックに侵されていない場所があるということなのだろう




人々はその場所を探してはブロックで埋めて、探しては埋めて・・・を繰り返した














数ヶ月後




ついに、残るスペースはあと一つとなった




歴史的な瞬間に立ち会うため、国中の人々が最後のスペースを埋める様子を見に集まっていた




誰しもが大晦日のカウントダウンの時のように、妙な高揚感に包まれていた




世界一壮大なテトリスもようやく終了である




国の代表が、ゆっくりとブロックをスペースに埋めた















次の瞬間、地面が消えて人々は海に落ちていった




どうやら枠組みの範囲はもう少し広く、そして、ブロックに覆われたことにより、国自体がひとつのブロックになってしまったようだった




























教授「・・・というようにして、アトランティス大陸は滅んだのです」


学生「テトリス凄っ!!」
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