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2009.04.19 (Sun)

全身がカサブタになった。それ以来、全裸でもバレない。



『やあ!メルヘンの国へようこそ!』








なんで俺がこんなところに来てしまったのか、よく分からない。




メルヘンの国?そんなのあるのか?




もっと分からないのは、俺を歓迎しているのが、二足歩行の、微妙に成長しているオタマジャクシだってことだ。




なんでオタマジャクシだ。




仮にメルヘンの国に喋るオタマジャクシがいるとしても、歓迎役としては不適合なんじゃないのか?




もっとこう、犬とか猫とか。そういうんじゃないのか。








『ぼくはバニラだよ!気軽にバニラって呼んでね!』








名前もさぁ、もっとあるだろ、他に。メルヘンっぽくはあるけど。




オタマジャクシにはちょっと不相応っていうか、名前負けしてるっていうか。




いや、オタマジャクシに相応しい名前とか分からないけどさ。




とにかくバニラはない。バニラは。








『メルヘンの国のことを色々と教えてあげるよ!』




『メルヘンの国の刑務所はね!ムースポッキーで出来ているんだよ!だから脱獄が簡単なんだ!』




『メルヘンの国の高速道路はね!マシュマロで舗装しているんだよ!だから時速10キロくらいしか出せないんだ!』




『メルヘンの国の社会情勢はね!荒れに荒れてるんだよ!だからこないだもシンデレラ城がキティちゃんによって攻め落とされたんだ!』




『メルヘンの国の自殺志願者はね!お子様の手の届かない所から飛び降りてるんだよ!だから死ねないんだ!』




『メルヘンの国のコンドームはね!とんがりコーンなんだよ!だから避妊出来ないんだ!』




『メルヘンの国のローションはね!水あめなんだよ!だからプレイの最中に虫がたかるんだ!』




『あと全く関係無いけど、ぼく前科2犯なんだ!』








出来ることなら、知りたくなかった。ぜんぶ。




こんなの子供が聞いたら泣くぞ。








『そうだ!ぼくの仲間たちを紹介してあげるよ!』








仲間いんのか、こいつに








『みんな!出ておいで!』


『やあ!ぼくミント!』


『わたしはメロディ!』


『オイラはチップ!』


『おれはスター!』


『わがはいはショージ!』


『あたしはディジー!』








・・・げっ!全員オタマジャクシだ・・・!ど、どんどん増えていく・・・!








『よろしく!』


『よろしくな!』


『よろしくね!』


『よろしくー!』


『よろしく!』


『よろしく!』


『よろしくねい!』


『よろしゅう!』


『夜露死苦!』


『よろしくです!』


『よろしく!』


『よろしくおねがいします!』


『よろしくねん!』


『ぼく前科2犯なんだ!』








「う・・・うわぁーーーーー!!」




















気付くと、俺は自宅のベッドの上にいた。




なんてことはない、メルヘンの国も、オタマジャクシ達も、ただの変な夢の中の出来事だったんだ。




そりゃそうだ、あんなのが現実だったら世界中の童話がもれなくR15指定されることだろうな。




安心して、ほっと胸を撫で下ろす。




そして、俺ははじめて、パンツの中の不愉快な湿り気に気付いた。




まさか・・・・・・・。
















パンツの中には、たくさんのオタマジャクシがいた。
















それ以来、俺は自慰行為をするたびに、ちょっとだけメルヘンの国を想像するようになった。
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