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2008.08.03 (Sun)



【おじいちゃんと僕】












夏が来ると、僕はおじいちゃんを思い出す


小さくて、しわしわで、優しかったおじいちゃん


おじいちゃんは僕を喜ばせる為に色々な事をしてくれた


そう、あの時だって、おじいちゃんは僕を喜ばせようとしてくれたんだ・・・










A:ロジャーや


B:隆弘だよ。いい加減に孫の名前くらい憶えてよ


A:百年に一度、龍が生まれるという日暮里からわざわざよく来たね


B:その伝説の出所が知りたいよ


A:今日はな、お前にプレゼントがあるんじゃ


B:え?何?


A:今朝、うちの畑で採れた・・・


B:野菜かなんか?


A:いや、磁石じゃ


B:凄いや!日本の畑!










今になって思う


あれは三度の飯より磁力が好きな僕の為についた嘘だったのだろう


磁力って良いよね


他にも、おじいちゃんは僕にこんなことをしてくれたんだ・・・










A:ナポレオンズや


B:だから隆弘だって。いつ僕が笑点の常連コンビになったんだい?


A:ここがお前の来たがってた、動物の数より変なキノコの数の方が多い動物園じゃよ


B:檻とかも全部キノコで出来てるね。したたかだね


A:ほら、見てごらん。あれが変なキノコを食べたせいで、全身の体毛が全てフキノトウに生え変わったゴリラじゃよ


B:わー!春の味覚!


A:そしてあれが変なキノコを食べたせいで、『重役出勤』って言葉だけ喋れるようになったカバじゃよ


B:わー!使い所少ない!


A:そしてあれが変なキノコを食べたせいで、いつも最初のクリボーでやられてしまう飼育員じゃよ


B:わー!Aボタンの出し惜しみ!


A:そしてあれがこの動物園の目玉の・・・


B:え?ひょっとしてパンダ!?


A:いや、磁石じゃ


B:磁石は生き物です!!











後からお父さんに聞いた話だと


あれはおじいちゃんが前もって園長をカチカチに凍らせたこんにゃくなどで脅して実現したらしい


きっと磁力が好き過ぎていっそのこと磁力になりたいが口癖の僕の喜ぶ顔が見たかったのだろう


磁力とじゃがりこ(チーズ味)さえあれば人間は生きていけるよね


そして、あの時も・・・











A:糞ガキや


B:まさかの身内の中傷にブレイクハートだよ。僕、おじいちゃんに何かしたのかな


A:眠れないのかい?


B:うん、ちょっとね


A:それじゃあ、おじいちゃんが未来話をしてやろう


B:わーい!やっ・・・え?未来?


A:そうじゃ


B:昔話じゃなくて?


A:おじいちゃんは過去を振り返らないタチなのじゃ


B:おじいちゃん、カッコイイけどちょっと違う


A:それじゃ読むぞ


B:うん


A:未来話『宇宙ステーション太郎』


B:不思議と全然期待できないタイトルだね


A:みらいみらい、あるところに


B:おー、早速未来話っぽい


A:おじいさんとおばあさんとおばあさんのクローンが住んでいました


B:絶対に割と深刻な問題が発生するよね


A:ある日、おじいさんは山へシバ苅りに、おばあさんは火星へ火星人根絶やしに


B:サイヤ人顔負けだね


A:おばあさんのクローンは家でスパイダーマン58を観ていました


B:そんな続くんだ、あれ


A:おばあさんが火星人を根絶やしにしていると、天の川から大きな宇宙ステーションが流れてきました


B:スケールがでか過ぎて子供の想像力をもってしても想像出来ないよ


A:むじゅうりょく~、むじゅうりょく~と流れてきました


B:実際にそれで合ってるから何も言えないよ


A:おばあさんはそれを拾い家に持ち返りました。おじいさんにそれを見せるとおじいさんは、早速切って食べようと言いました


B:そこは桃太郎と同じ展開なんだ


A:おばあさんは、じゃあ包丁星人を連れて来ると言いました


B:何?包丁星人って?


A:おばあさんのクローンは、本当の私とは一体何なのだろうかと言いました


B:割と深刻な問題発生しそう!


A:おじいさんが宇宙ステーションを切ると、中から元気な男性が出てきました


B:多分、そこで働いている人だよ。その人。


A:おじいさんは、この子を宇宙ステーション太郎と名付けようと言いました


B:やっぱりそういう流れだよね


A:おばあさんは、ステちゃんと言いました


B:早速愛情が芽生えたんだ


A:おばあさんのクローンは、反乱を起こしました


B:展開早っ!


A:クローンの反乱から3年後、宇宙ステーション太郎はすっかり孫の風格が出てきました


B:反乱の結果が気になって今後の話に集中出来ないよ


A:宇宙ステーション太郎は、おばあさんのクローンとおじいさんのクローンと平和に暮らしていました


B:クローンが勝っちゃった!!


A:・・・とさ


B:・・・え、終わり!?そこで!?


A:未来都市、未来都市


B:めでたしにそこまで掛かってない!


A:以上、『クローンの反乱』


B:タイトル変わってる!


A:どうじゃ?眠れそうか?


B:全然眠れそうにないよ


A:そうかい・・・


B:・・・でもまだ眠らなくても良いかな?明日でおじいちゃんとはまたしばらく会わなくなるんだし・・・


A:明日で帰るんじゃったな・・・


B:うん・・・


A:・・・そうじゃ!隆弘にこれをやろう!


B:えっ!何!?


A:隆弘の大好きなものじゃよ


B:え!ひょっとして・・・!


A:S極じゃ!


B:まさかのソロデビュー!!












結局、あれがおじいちゃんとの最期の思い出になってしまった


僕が日暮里に帰ったあと


おじいちゃんは道で陸上部員にひかれて亡くなったらしい


おじいちゃんらしい亡くなり方だ


おじいちゃんは僕に色々な事をしてくれた


主に磁石関係の事をしてくれた


僕は、そんなおじいちゃんが大好きだった












夏が来ると、僕はおじいちゃんを思い出す


小さくて、シワシワで、優しかったおじいちゃん


今は、僕もおじいちゃん


おじいちゃんは僕の事をとても可愛がってくれた


そして、僕も隆之の事をとても可愛がっている


きっと


愛情っていうのは永遠にあるもので


後の人たちに受け継いでゆくものなのだろう


最近


そんな事を考える












A:おじいちゃん!


B:何だい?隆之や


A:これあげる!


B:何なんじゃ?それは


A:N極!


B:黄金のバッテリーがいま復活!!















〈なんか一言〉




事情でパソコンが使えなかったのでケータイからの更新




やり辛いことこの上無い
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20:24  |  色々  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)

Comment

いい話ですね。
吉川 |  2008.08.05(火) 20:14 | URL |  【編集】

いい話じゃないです。
広永 |  2008.08.05(火) 23:54 | URL |  【編集】

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