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2009.10.03 (Sat)

脳内劇場 【トランプ】―1



<ババ抜き>














本格的なピエロの格好をした馬場。中央でベンチに座って電話している。


馬場「・・・んーと、周りに何が見える?・・・いや、何も無いことないでしょ。うん、公園のベンチのとこに俺座ってるから・・・ん?目印になるようなやつ?そうだねー・・・まぁ、強いて言うなら俺だよね」


電話をかけながら赤城、登場。


赤城「え・・・?お前、なんか珍しい格好してんの?」


馬場「ああ、実は俺いま仕事終わりで来てんだよね」


赤城「へー今日もサーカスあったんだ」


馬場「うん・・・(後ろ振り返る)・・・あ、見つけた」


赤城「え?銀杏?」


馬場「バカじゃないの?何でピエロが公園で銀杏探してんだよ。平和過ぎるだろ。後ろ向け、後ろ」


赤城「え?・・・(後ろ向く)・・・ワッ!?」


馬場「いい加減慣れろよ・・・」


赤城「あー・・・心臓溶けるかと思ったわ」


馬場「どんな状況だよ!それはお前のバイオレンスな血液が悪いわ」


赤城「しかし相変わらず・・・強烈だよなぁ、その格好・・・」


馬場「そっか?」


赤城「そりゃお前は普段着だから良いけどさ」


馬場「普段着じゃねぇよ!だったらとっくにスーパーニュースで特集組まされてるわ」


赤城「じゃあ何でサーカス終わったのにそんな格好してんだよ?」


馬場「終わってねぇよ!」


赤城「え?」


馬場「家に帰るまでがサーカスなんだよ!」


赤城「・・・・・で?何なの?用って・・・(ベンチに座る)」


馬場「・・・お前さぁ、結婚すんだって?」


赤城「あれ?・・・知ってたの?」


馬場「当たり前だよ。水臭いなー、何で言ってくれなかったんだよ?おめでとう!」


赤城「おー、ありがとう!」


馬場「いやー、結局お前に先越されちゃったかぁ」


赤城「え?何が?]


馬場「ほら、皆の中で俺とお前だけが独身だけだったじゃん。だから去年、男二人で酒飲んでどっちが先に結婚するか競争しようぜ!って言ったじゃん」


赤城「あー・・・そういやそんなことあったなぁ」


馬場「あーあ・・・俺だけ残っちゃったなぁ・・・まぁいいや。そんなことより結婚式の時はまかせてくれよ!」


赤城「結婚式?」


馬場「ああ!そういう晴れやかな時こそ俺の出番だろ!ピエロ頑張っちゃうよ?ピエロ」


赤城「あー、そっか」


馬場「やっぱりただのジャグリングとかじゃ芸が無いよなぁー。ボールじゃなくて・・・ナイフ・・・あ、そうだ!ケーキ入刀用のナイフ!・・・あ、一本しかないか・・・じゃあキャンドルサービスで使ったローソクとか・・・?んー、どう思う?」


赤城「・・・あ、ごめん。メロンパンのこと考えてて全然聞いてなかった」


馬場「ピエロパーンチ!そんなやつはピエロパーンチ!」


赤城「・・・・」


馬場「・・・・」


赤城「・・・・なんかごめんね」


馬場「謝るな!ひょうきん者がひょうきんな事やったら絶対謝るな!」


赤城「・・・で、何の話だっけ?」


馬場「いやだから・・・結婚式の余興は俺に任せろって話だよ」


赤城「え?結婚式って・・・誰の?」


馬場「・・・いやいや、お前のだよ」


赤城「え?俺の?」


馬場「当たり前だろ?もう結婚式はピエロの俺がすごい盛り上げて・・・」


赤城「いやそんなの無理だよ」


馬場「・・・え?」


赤城「無理だよ」


馬場「・・・なんで・・・?」


赤城「だって結婚式、もうやっちゃったもん」


馬場「・・・結婚式やっちゃったの・・・?」


赤城「うん」


馬場「お、俺抜きで・・・?」


赤城「うん、馬場抜きで」


馬場「ええええー!?ピエロである友人の俺抜きで結婚式挙げたの!?」


赤城「盛りあがった」


馬場「盛りあがったの!?」


赤城「うん」


馬場「いつだ!?いつの話だそれ!?」


赤城「三年前」


馬場「ええええええー!?新婚ですらねぇ!!」


赤城「良い感じに安定してきた」


馬場「良い感じに安定してきたの!?」


赤城「守るべきものの尊さに気付いてきた」


馬場「守るべきものの尊さに気付いてきたの!?」


赤城「うん」


馬場「えええー・・・じゃ、じゃあ今までの俺のウエディング用ジャグリングの話を何だと思ってたんだよ!?」


赤城「サーカスって結婚式でも呼ばれるんだなーって」


馬場「呼ばれるか!軽いノリで備品とか壊すわ!」


赤城「あー」


馬場「えー、でもお前そんな素振り全然見せなかったじゃん!結婚指輪とかも見たことないし!」


赤城「ああ、指輪はね、無くすといけないからケータイのストラップにしてんだ」


馬場「バカじゃねぇの!?はめろよ指に!そんなのただの輪だよ!!」


赤城「いや、でも子供もこっちの方がなんかいいって言ってたし」


馬場「・・・子供いんの!?」


赤城「うん」


馬場「え、2歳くらい・・・?」


赤城「いや、9歳」


馬場「・・・・・・複雑じゃねぇかよ!!じゃあなんかそういう空気出してけ普段から!」


赤城「何だよそういう空気って」


馬場「・・・・・え、ちょっと待って・・・・・じゃあ去年・・・俺、結婚してるお前に向かってどっちが先に結婚するか競争しようぜ!って言ってたの・・・?」


赤城「そうだな」


馬場「そうだな、じゃねぇよ!何だそれ!とんだピエロだよ!!」


赤城「だってお前ピエロじゃん」


馬場「ピエロである以前に俺は悩める独身男性だ!お前が思ってる以上に俺は傷つきやすぞ!傷つく度にブログ閉鎖するぞ!」


赤城「え?ブログやってんの?」


馬場「そっちに食いつくな!・・・・なぁ・・・何で俺のこと呼ばなかったんだよ・・・」


赤城「あ、呼んだ方が良かった?」


馬場「当たり前だよ!!それくらいしか役に立たねえよピエロは!!」


赤城「あー、じゃあもし離婚した時は呼ぶわ」


馬場「呼ぶな!!雰囲気に圧されて鼻萎れるわ!!・・・俺のこと馬鹿にしやがって・・・ああそうさ!俺なんかどうせ普段もピエロだよ!皆の笑われ者だよ!」


赤城「・・・いや、そんな面白くないからあまり笑えない」


馬場「やめろ!やさぐれてるひょうきん者に追い討ちをかけるのはやめろ!くそー!もうやだ!ピエロなんかもうやだ!(立ちあがる)」


赤城「あ、おい。あんま自棄になんなよ」


馬場「うるさい!ピエロなんかもう懲り懲りだ!絶対に辞めてやる!」


赤城「(馬場の後ろを指さして)あ、子供だ」


馬場「ハ~イ!ボクがピエロだよぉ~!」


赤城「よっ!ピエロ!」
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